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クライネシャイデック駅手前で出会った情景 7月19日 (13:40)
全行程地図
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スイスの概略
スイスの面積は日本の九州をちょっと大きくいた程度で、、国土の70%以上が、アルプスやジュラ山脈で占められている。スイスはカントン(州)の集まった国であり、その独立意識は高く準主権国家と言っていいほどの自主性を貫いている。 カントンは23あり、そのうち3つのカントンは政治的に2分割されているため実質的には26のカントンがあるといえる。 カントンは連邦国家の憲法の範囲内であれば、公用語、教育制度、福祉制度などは独自の行政で運用している。 スイスは、国民投票によってさまざまな重要な課題が決められており、スイスが永世中立を堅持してきたのは、カントンのバランスの賜物と言われている。 又、永世中立国ゆえに多くの国連機関がおかれ、国際労働機関(ILO)、世界保健機構(WHO)、赤十字国際委員会などをはじめ200以上もの国連機関がジュネーブに集中している。 ちなみに、赤十字の旗はスイス国旗の赤の地に白十字の配色を逆にした物で、ジュネーブ出身で赤十字の創立者であるジャン・アンリ・デュナン(Jean Henri Dunant)の母国、スイスにちなんだ物とされている。 (各カントンには紋章「州旗」があり、よくスイス国旗とともに掲揚されているのを見かける。) |